僕は普段のちょっとしたメモや仕事のタスク管理など、そのほとんどをNotionで行っています。オーソドックスなメモアプリとしての使い方が9割くらいなので、うまく使いこなしているとは言えませんが、手放せないレベルで常用しているのは確かです。
Chromebookが大好きでメイン機として使用していますので、当然同機でもNotionを利用していますが、ChromebookでのNotionとの付き合い方はWindowsのそれとは少し違っていました。この記事ではその点についてまとめたいと思います。
ChromebookのNotionには「Android版」と「WEB版」がある
WindowsやMacにはデスクトップアプリが用意されており、使い勝手も良いと評判ですが、Chromebookにはそれがありません。その代わりではありませんが、Playストアからインストールできる「Andoridアプリ版Chromebook」を使用することができます。
しかしAndoridアプリ版がWindowsやMacのデスクトップアプリ版と同じように使えるかといえばそうでもなく、画面サイズなどは最適化されているものの、ベースはスマホアプリなので動きに戸惑う人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、Chromebookにも快適にNotionを利用する方法はちゃんとと存在しており、場合によってはAndroidアプリ版にも使いみちはありました。
ノートPCとして快適に使うなら「WEB版」を利用しよう!
ラップトップ型のChromebookを使用する場合、あるいはコンバーチブルタイプであってもラップトップとして使う場合は、Androidアプリ版の動きに戸惑うと思います。具体的には、スマホアプリベースなのでタグなど何かを選択する時にポップアップ表示される挙動です。

スマホやタブレットでは普通の動きがPCではちょっとした違和感に繋がります。気にならない方はそのまま使っても良さそうですが、少しでも違和感があるならWEB版を利用したほうが良いと思います。その際、ショートカットを使ってシェルフに固定することでアプリっぽく使用することができます。
ChromebookでWEB版Notionのショートカットを作成する方法
まず、最初に開きたいページで「設定→その他ツール→ショートカットを作成」の順に進めていきます。するとポップアップが出ますので、チェックボックスにチェックを入れてから作成をクリック。
ここで注意しておくべきポイントは、まずは名前はそのページに依存するため、念の為にNotionと設定して置くことと、シェルフに表示されるアイコンについてもページに依存するため、好きなアイコンに変更しておく事です。アプリ版Notionと被らないデザインが良いんじゃないでしょうか?

僕の場合は特に差別化しているわけではなく、白背景があるかないかで分けています。同じようにする場合は、名前だけ「Notion(Android)」みたいにしておくとわかりやすいと思います。設定した名前はアイコンにカーソルを合わせると表示されますので、最初のうちはそれで判断するのが良さそう。

Androidアプリ版はタブレットスタイルには必須だった
WEB版のショートカットを作成することでAndroidアプリ版は必要ないと考えていましたので、それ以後は使っていませんでした。
しかし新しい機種のレビューの際にタブレットスタイルでWEB版を開いたところ、かなり使いづらかったのでアプリ版を試しに使ってみると・・・めちゃくちゃ使いやすい。
そりゃそうそうよ!だってその為にあるんだよ!と思わず自分に突っ込んでしまいました。恥ずかしながら、ラップトップとして使っていた頃には想像もしていなかった展開です。
というわけで、タブレットっぽく使う場合はAndroidアプリ版一択です。Notionは手書きにもある程度対応してきていますし、USIペンなんかを用意しておけばかなり夢が広がると思いました。
結論:どっちも必要だった
- パソコンっぽくポンポン文書を放り込むならWEB版
- タブレットっぽく使うならAndroidアプリ版
当たり前と言えばそうですが、こんな感じの使い分けがベストだと思います。スマホともタブレットとも、PCともちょっと違うChromebookだからこそちょっとクセのある使い方になりますが、両方のメリットを余すことなく活用できるって結構すごいんじゃないかなと思っています。