Chromebookはスペックが低いものが多いですが、意外とサクサク動いてしまうのが特徴です。でもやっぱりちょっとした環境の変化やOSのアップデートなどで動作が重くなってしまうこともあります。対策方法はたくさんネットに上がっていると思いますが、意外と知られていないのか、あまり話されていない手法があるので紹介したいと思います。
Chromebookの動作が重くなった時にしたい事
まずは確認しておきたい一般的な改善策を書きたいと思います。
タブやアプリを開きすぎていないか確認する
Chromebookは基本的にシングルタスクで使用するのが望ましいです。一度に10個以上のタブを開いたり、Androidアプリを起動させていないか確認します。もし開いていた場合はアプリはブラウザのみ、タブは2~3個という条件でもう一度動作確認してみて下さい。
充電とバッテリー状態を確認する

バッテリー残量が少ないとパフォーマンスは多少なりとも落ちてしまいます。特に1桁%だとかなりもっさりとした動きになる機種もあると思いますので、しっかり充電できているかのチェックは必要だと思います。すぐに充電が切れる気がする場合は、croshでバッテリーヘルスを確認しましょう。
内部ストレージの容量を確認する
内部ストレージ(SSDやHDDなど)の容量がカツカツだと動作がもっさりしますので、どれくらいの余裕があるか確認しておくのが良いと思います。
アップデートファイルを確認する
アップデートファイルをダウンロードしている間は動作が著しく遅くなる場合がありますので、特に久しぶりに起動したという人はアップデートを済ませてから動作チェックするほうが良いと思います。
僕が一番オススメするChromebook軽量化対策
それはズバリ「拡張機能の管理」です。
これが原因と思う理由は、まだChromebookをメインPCとして使用している人は少なく、なおかつWindowsやMacと同期している可能性が高いからです。WindowsやMacなど明らかにChromebookよりスペックの高いPCと同じ環境なのは望ましくないと思います。中にはかなりメモリを食うものもありますので注意。
また、サブPCで使用している場合は「Chromebookを使っている時は使わない拡張機能」が意外とたくさんあると思いますので、そういった意味でも一度拡張機能の整理を行うのが良いでしょう。
拡張機能を減らして動作を軽くする方法
設定→同期とGoogleサービス→同期の管理
の順にクリックしていきます。
上記の画面を表示出来たら「すべてを同期する」と「拡張機能」のチェックを外します。あとはChromebookで必要のない拡張機能を削除するだけです。
まとめ
僕はChromebookでは基本ブログ記事の更新やウェブライティングしか行っていなかったので、「HTMLエラーチェッカー」や「NoFollow」「ColorPick Eyedropper」などWebデザインに関係する拡張機能は必要ありませんでした。これらも含め6つのの拡張機能を削除した結果、体感的にかなりサクサク動くようになったと思います。重さの原因になっていた拡張機能があったのかもしれません。
色々と対策してみたけれど、これ以上はお手上げ!という人でまだ拡張機能に手を出していなかった人はぜひお試しあれ。