Chromebookを使っていたり、これからChromebookを使ってみようと考えている人は「自動更新ポリシー」という単語を見たことがあるのではないでしょうか?
更新期限が切れるとどうなってしまうのか?という部分と、期限が切れた機種は買い替え時なのか?等の点について解説します。
自動更新ポリシーって何?
「自動更新ポリシー」はChromebookそれぞれの機種に定められた「この期限までは最新のOSにアップデートできるよ」という事を記したものです。
参考:Google公式サイト
自動更新ポリシーの期限が切れても使用することはできる
自動更新ポリシーはあくまでOSを最新の状態にアップデートできなくなるだけなので、期限切れになれば突然Chromebookが使えなくなるというわけではありません。
実際、僕の所持しているASUS Chromebook Flip C100PAは2020年の7月に最後のアップデートが行われ、それ以後更新されることはありませんが、普通に使用することができています。
アップデートできなくなる事のデメリット
アップデートができなくなると最新機能を使えなかったり、今までの機能が改善されても反映されることはありません。また、バグに関しても改善される可能性は限りなく低くなりますし、それがセキリュティホールだったりハードウェアにダメージを与えるものであった場合は大変です。
ただ、今までこういった事が起きたケースは非常に稀有だと思いますし、ダウングレードする方法もありますので、そこまで心配しなくても大丈夫だと思います。
更新期限が切れたChromebookは実用レベルに使えるのか?
システム的には問題ないという話はしましたが、動くというだけなら10年前のパソコンでも動きますし、やっぱり実用可能レベルに使えるのか?という部分が気になりますよね?そこを判断する基準と、私が使っている期限切れの低スペックChromebookの使用感を書いていきます。
使える・使えないの問題はスペックにある
例えば、5年前の低スペックモデルと高スペックなモデルでしたら後者の方が長持ちします。自動更新ポリシーの期限が切れてしまったChromebookにも同じことが言えるので、メルカリなどで中古のChromebookの購入を考えている場合はスペックを調べるのが一番だと思います。
メモリやストレージなど細かい部分はありますが、期限切れでも買いだと言えそうなのはCPUが「core m3」や「core-i3〜」のモデルです。これらはChromebookでもハイスペックな部類に入りますので、たとえ更新期限が切れていてもサクサク動く可能性が高いと思います。(現時点で更新期限が切れてそうなモデルも少ないと思いますが)
でも、期限切れの高スペックモデルならミドルスペックの新しいモデルのほうが良いと思うので、お手頃で使いやすいスペックのものを下記に書いておきます。
低スペックな期限切れChromebookは厳しい
僕が使っているc100paのスペックは以下の通りです。
US配列のモデルなのでメモリは2GB→4GBへアップグレードされていますが、このスペックで「ちょっと厳しくなってきたかな?」というレベルです。具体的には、ネットサーフィンは大丈夫だけどブログ更新などキビキビ動かないと困る動作にはストレスを感じる程度です。意外と動画の視聴は問題なくできています(720Pくらいまで)。
ちなみに後継機種のC101paに比べると体感的には「全然違うじゃん!」と言えるくらいモッサリに感じるので、今からコンパクトで軽量なモデルを買いたい人はC101PAの購入か、最近話題のLenovo IdeaPad Duet Chromebookをオススメします。
ちなみに僕は後者のLenovo IdeaPad Duet Chromebookが気になっています。
Chromebookを購入するならスペックに注目しよう!
新品で購入する場合はミドルスペック~購入するのが無難で、比較的新しいモデルは低スペックのものでも問題ないと思います。中古で購入する場合は最低でもミドルスペック、できればハイスペックのものを購入する方が安心できそうです。
結局用途によるんでしょ?と言われればそうなので、ガジェット好きがサブPCとして購入するなら正直何でも良いと思いますが、もし少しでも作業などに使おうと思っている人がいればこの記事を参考にしてみて下さい。
相方きぬたの「chromebook 101pa」のレビュー記事