パソコンで使用する動画編集ソフトの選択肢として、有名なものはいくつかありますが、どれも高価で、機能が複雑なのが特徴です。
今回ご紹介する「EaseUS Video Editor」は操作が簡単で初心者にも使いやすく、それでいて機能は充実していて、その上安価なおすすめの動画編集ソフトです。
これからYoutubeで動画投稿を始めたい方や、ホームビデオをかっこよく編集したい人は必見です!
EaseUS Video Editorってどんなサービス?
「EaseUS Video Editor」とは、ダウンロードして使用する動画編集ソフトです。

動画の編集はこれだけで十分!トリミング・カット・分割・合併・回転・逆再生・再生スピードの加速/減速などの機能は簡単に実現可能
EaseUS Video Editor 公式ページ
公式ページにも記載されている通り、「EaseUS Video Editor」では基本的な編集が一通り可能です。
「EaseUS Video Editor」の料金体系

料金は無料のTrial版か有料版から選べます。有料版の料金体系もいくつか種類があります。

有料版の料金体系は、サブスクリプション型だと1か月または1年の期間から選べます。そして、買い切り型も用意されています。
他の動画編集ソフトより、比較的安価に買い切り型を使用できます。
実際の操作感や機能
今回は、無料のTrial版を使用してみました。Trial版でも機能は十分に使用できますが、作成した動画の左上にウォーターマークが表示されます。
よく使われる比率を選んで動画作成開始
早速動画作成を開始すると、まずは画面比率を選択する画面が表示されます。

Instagramでよく使われるスマホの縦画面の比率(9:16)、Youtubeなど動画サイトでよくワイド画面の比率(16:9)、パワーポイントのスライドでよく使われたり、昔のテレビで使用されていた比率(4:3)から選ぶことができます。
自分で数値を入力するような面倒な手間がいらないので、すぐに作業に取り掛かることができます。
親切なチュートリアルがついている
画面比率を選ぶと、次に動画編集の画面が表示されます。

画面には、手書きのような親しみやすいチュートリアルが表示され、動画素材のインポートの方法を案内してくれます。
画像にあるように、動画素材は「インポート」をクリックしてフォルダから選ぶこともできるし、ドラッグアンドドロップも可能なため、迷うことはありません。
もちろん、よく使われる拡張子、MP4の動画の編集や、MOVの動画の編集が可能です。
直感的に操作可能な編集画面
猫の動画素材をインポートし、字幕を入れる作業をしてみました。

特に説明を読んだり、How Toを検索したりしていませんが、すぐに字幕を入れることができました。字幕のフォント、サイズ、位置、文字の内容等も簡単に変更可能です。

それぞれのオブジェクトの表示長さを変えたり、タイミングや順番を変えたりというのも、マウスのドラッグアンドドロップで簡単に可能です。
右クリックやショートカットキーでコピーや貼り付けも簡単に可能なので、動画全編に字幕を入れたり、同じようなエフェクトやフィルターを設定したいという場合も簡単に行うことができます。
豊富な素材が揃っている
動画につけるエフェクトやフィルターが豊富に用意されています。

フィルター49種類、オーバーレイ54種類、画面切り替え効果59種類、オンライン素材149種類、音楽298種類と、どれも使いきれないほど揃っています。
細かい調整は必要なく、素材をダウンロードしボタン1つで追加することができます。タイミングの調整等も字幕と一緒で直感的に操作することができます。

私が特に気に入ったのは、オンライン素材です。例えば昔の映画のカウントダウンのような素材があって、これを追加するだけで手の込んだ動画に見えます。
動画にモザイクをかけることも可能
動画には、例えば他人が映り込んでしまったり、個人情報が見えてしまったりと見せたくない部分があったりします。
そんな時に便利なのが、モザイクです。

「EaseUS Video Editor」では、動画に簡単にモザイクをかけることができます。
タイムラインにある動画を右クリックし、モザイクを選択します。

画像左下の追加ボタンを押すと、動画上にモザイクが表示されます。黄色い枠を移動したり大きさを変えることで、モザイクの場所や大きさを変更することができます。
モザイクのかけかたは、こちらのサイトで詳しく紹介されていました。
MP4やMOVなどメジャーな拡張子で書き出せる
作成した動画を書き出してみます。

画像の拡張子を選ぶことができます。一般的によく使われるMP4やApple製品やMacとの相性がよいMOVを選択できるので様々なSNSやユーザに向けた動画を作成することができます。
詳しい設定方法はこちらのサイトで紹介されています。
EaseUS Video Editorの良い点と今後に期待したい点
「EaseUS Video Editor」で一通り動画を編集してみて、実際にとてもよかった点と、今後に期待する点がありました。
良い点
「EaseUS Video Editor」には良い点がたくさんありました。
操作が直感的で簡単
まず、とても特徴的だったのが、操作が非常に直感的で簡単であることです。クリックやドラッグアンドドロップでほぼ全ての動作が可能なことや、細かい数値の入力が必要ないことなど、煩わしい作業がないので、編集内容に集中できます。
また、オブジェクトのコピー等もできるので、全編通して同じフィルターをかけて統一感を出したいとか、字幕を入れたいなんて作業も深く考えることなく、簡単に行うことができます。
画面の比率や、書き出しの形式の選択が簡単になっているのも、初心者にとってはとても助かる機能です。わざわざ調べることなく、アップロードしたいSNSにピッタリの比率と形式で動画を作成することができます。
素材の豊富さ
次に、素材がとても豊富に用意されています。よほど凝った動画でなければ、一般的な動画作成において困ることはないと言える程、十分な量と質だと感じます。
今後に期待したい点
とても簡単で使い易いソフトではありましたが、今後に期待したい点も数点ありました。
素材のダウンロード時間が少し長い
素材が豊富なことは良い点としてご紹介しましたが、一個ずつダウンロードしないとプレビューや動画に反映させることができないのは少しもどかしい気持ちになりました。
豊富だからこそ、簡単に選べる工夫があると編集にかかる時間が少し軽減されます。例えば、一括ダウンロードできたり、WEB上にプレビュー機能があれば素材の選択がしやすくなります。また、インストール時にある程度の素材はプリセットとして登録されているとスムーズだと思いました。
対応OSがWindowsのみ
実は「EaseUS Video Editor」は、Windowsでしか使用できないため、今後MacやChromebookでも使えるようになれば良いと思います。

EaseUS Video Editorは初心者におすすめの動画編集ソフト
「EaseUS Video Editor」を使用してみて、特に感じたのは「簡単さ」でした。動画編集にそれほど慣れていない人でも、迷うことなく直感的に操作が可能です。
初心者にはとてもおすすめできる動画編集ソフトです。まず動画編集を体験してみたい!という人はぜひ、無料のTrial版を試してみてください。
また、価格は比較的安価なので、入門としては最適です。高い動画編集ソフトにはまだ手が出ない……という人は、「EaseUS Video Editor」の有料版を購入してみる価値があるでしょう。
私も最近Vlogに興味があるので、「EaseUS Video Editor」の有料版を1か月分購入して、動画の編集をしてみようと思っています。
