新卒で入社した会社で蔓延していた「新入社員はこうでなきゃ」という偏見

転職について

私が新卒で入社した会社は、何かをするにつれ「新入社員は…であれ」というような偏見が蔓延っていました。

初めて足を踏み入れた「会社」という環境に戸惑っていた私は「これが社会人というものなんだ」「怒られるようなことをする私が悪いのだ」と怒られるたびに落ち込んでいきました。

しかし、転職した今思えば、その時の会社の考え方なんて古すぎるし、正直「くそくらえ」と思うほどです。

今回の記事は、明日から新入社員になる人や、会社の環境に悩んでいる人に読んでほしい記事です。

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私が新卒で入社した会社の特徴

私が新卒で入社した会社は、地方の中でもかなり大きなマスコミ系の会社でした。

私はそこでWEBサイトを作成したり、管理したりする部署に所属していました。

しかし、上司は皆WEBについて詳しく無いくせに、今日初めて聞いたような言葉も知ったかぶりをして間違った解釈をするような人ばかりでした。

パソコンはもちろんスマホの使い方もわからないような人たちばかりのところに、たった一人の新入社員として入社したのです。

地方の大企業

その会社はその辺りの地域でも大きな会社でした。そのため、変にプライドが高く、自社ブランドを愛しているような人ばかりでした。

今の世の中じゃそんな物だれも見向きもしないだろうというような商品でも、売れるのが当たり前、買わない人は魅力がわかっていないだけだ、と消費者に対しても上から目線

呆れるような商品ばかりで、消費者からは見向きもされていません。

平均年齢が高い

平均年齢が高く、若い人ほど離職率が高い。5年経てば同期が全員いなくなるなんて言われていました。

これは予想ですが、年寄りたちの考え方についていけない人から辞めていったのでしょう。

そして、そんな中でも残る人は「根性がある人」ではなく「その考え方に同調する人」で、余計に年寄りたちと同じような人の割合が増えていくのです。

実際、私の部署の平均年齢は42歳でした。

入社時に会社につかれた嘘

入社時に、言われたことが、まるで詐欺でした。

「残業代が出る」= ただし、年功序列で新入社員にはほとんど出ない。ほしければ昇進するか長く務めてね。

「有給がある」= ただし、誰も申請方法は知らないし教えてくれないよ、誰も取っていないし病欠の場合でも休日出勤の代休から消費してね。代休がなくなったら欠勤扱いだよ。

「土日出勤なし」= …の部署もあるよ。総務部とかね。でも大体の部署は土日も出勤してるよ。

等々…。驚きで声も出ませんでした。

しかも、これらのことは書面上だけでなく、就活中に実際に勤めている社員に聞いても嘘ばかりで、会社全体で騙しにきている感じでした。

そして、数ヶ月勤めて、あれおかしいな?と思い上司にきくと「やっと気づいた?」と言われるのです。

私が実際に言われた言葉

私が務めていた1年半で様々な言葉をかけられました。その中でも心に残っている言葉をご紹介します。

「新入社員は一番遅くまで残ること」

戸締まり表に新入社員以外の名前がかかれていたら必ず朝問い詰められました。

予定があって帰りたいと言っても、

「そんなに早く帰ってなにするの?」

「仕事をないがしろにするの?」

「どうせ帰って寝るだけだろう」

と相手にしてもらえませんでした。

何か仕事が手元にあるわけではなく、業務もないのに全員が帰るのを待たなくてはいけないのです。

時間が有り余っているので参考書等で業務に関係のある勉強をしようと思っても、「それは家でやるように、ここは学校じゃない、いつまでも学生気分じゃ困る」と言われました。

今考えたら「どこにそんな強制力があるんだ仕事もないので定時で帰ります」という感じですね。

「新入社員は休日出勤の代わりを頼まれたら喜んでやること」

お偉い上司の方々は、休日にスポーツ観戦だの旅行だのでお休みしたい日が多々あるようでした。

そんなときには新入社員の出番です。

「きぬたさん変わってもらえますか?」という問にNoの選択肢は用意されていません。渋ることもいけません。笑顔で「任せてください」と言わなくては怒られてしまいます。

そして代休は着々と溜まっていきますが、消費出来たのは片手で数えられるほどでした。

馬鹿らしいですね。

「生理なんて毎月来るんだから我慢できなくてどうする」

私は生理がかなり重く、しかも偏頭痛持ちで、数ヶ月に一回腰とお腹と頭が痛すぎて動けなくなることがあります。

ちょうどそんな体調で、携帯を取りに行くにも這ってでしか動けないという状態で会社にお休みさせてほしいと電話すると、第一声は「これだから新入社員は」でした。

その男性の上司のからは「生理でそんな状態になっていたら生きていけない、気合が足りないからだ。毎月くるのがわかっているんだから心構えはできているはず。女だからと言って優遇はされない。今すぐ来い」と言われました。

その時、完全に洗脳されていた私は、「そうか、行かなきゃ」と納得して、めちゃくちゃ無理して普段15分の道のりを2時間かけて会社に行ったのですが、着いて1時間で立ち上がれなくなり保健室行きでした。

思い出しても腹が立ちます。

おかしいのは「わたし」ではなく「会社」

色々びっくりするようなことを言われましたが、その時はそれが社会の常識だ、それに順応できない私が悪い、と完全に洗脳されていました

周囲では、誰一人としてその環境に疑問を持たず、それについていけない人は辞めていく。辞めた人のことを、会社中で悪く言う。そのうちに辞めることは悪いこと、とすら思い始めました

そんな気持ちの悪い空間から私を救ってくれたのは、会社の外の人たちでした。

この記事を読んで、皆さんも「おかしい」と思いましたか?その環境の中にいる人は、その思考にどっぷりとはまって、良い悪いの判断の指針がその会社に染められてしまっているのです。

会社の中に救いなんてありませんでした

その環境を「おかしい」と判断できる周囲の人がそのおかしさを指摘してくれなきゃ、今頃どうなっていたことかわかりません。

ただ、会社は私のプライベートの時間すら奪って、外部の人と接触する時間もあまりありませんでした。

少ない時間で目を覚まさせてくれた人たちには感謝しかありません。

「間違っている」ではなく、「合わなかった」

ここまで、私の経験を書いてきましたが、転職して前職とは一切の関係がなくなった今思うのは、あの会社が「間違っている」ではなく私には「合わなかった」のだなあ、ということです。

あの会社で、やりがいを感じて仕事をしている人たちは大勢います。

ただ、この記事で紹介したような環境が「おかしい」と思った人たちには「合わない」会社です。

「合わない」会社には、務める必要はありません。無理する必要なんか少しもありません。

会社に好きなところがなくなったら、遠慮なく次を見つけましょう。

そんな「おかしい」と思う会社への遠慮や思いやりなんて必要ありません。だって、会社からも遠慮や思いやりをもらっていませんもの。

さっさとやめて次を見ましょう。「合わない」会社から離れられて、会社は「合わない」社員を手放せて、互いにとって幸せです。

もし、少しでも辛いと思うことがあるなら、その事実が「おかしい」かどうか会社の外部に判断を仰ぎましょう

少しでも、辛い思いをする人が減りますように。

この記事を書いた人
きぬたなお

在宅勤務を夢見るフツーの会社員。ブラックすぎる企業から転職して天国のような職場で働いています。多趣味すぎてあっちこっち手を出すものの、たいてい三日坊主。あと美味しいものに目がない。

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